餃子 ホームシック。
2012年3月23日(金)
栃木県でギターにまみれたその夜
マスターに「このへんでどこか美味い店教えてもらえませんか?」
って話すと
マスター「ここは栃木、餃子の美味い店ごちそうしますよ!」
って言ってくれてね
連れて行ってくれたお店
「焼き餃子」と「水餃子」オンリー
「ご飯」も「ビール」もメニューに無い硬派
店構えも昭和的でキクチケンイチど真ん中。
息子さん二人とご両親の家族で厨房に立ち、
次から次に来るお客さんへ餃子を焼きまくってます。
チャキチャキに元気なお母さんが話しかけてくれます
「音楽やってる人でしょう?」
いろいろお話しました、僕らの住む宮城の被災地のこと、震災時のこと、現状、
ご当地の味、名物料理、
現代、政府の対応、子育て、
ふたりの立派な息子さんに目を向け
「このふたりもひっぱたきながら育てたんだから!」
と笑います。
僕もその光景見ながら大笑いです
僕は、ホームシックになることは無いのですが
その瞬間「さみしく」なりました。
楽しい瞬間、確かに「さみしく」なりました。
なんとなく僕のお母さんに似ていたからか
なんとなく僕のお母さんが着る服のセンスだったからか
そのあったかい家族眺め「さみしい」気持ちになりました。
涙がじわっと出るほど良い家族でした
帰り際、のれんを手で分け振り返り
「いろんなもん温まりました」と言い
帰路につきました
2012.03.25 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 美味いもん
