native place 2013 #04 釧路 (実家、近所、公園)
2013年6月5日(水)
実家での午前。
今日も母を車に乗せ
ハルおじちゃんのお見舞いへ
今日から病室が変わったけれども病室のところに母がぬいぐるみをつけていたので
すぐにどこに移ったかわかったよ。
ハルおじちゃんは病院の食事は食べる気しないと敬遠してたけれど
母が作っていった食事はしっかりたいらげていたよ
そしてニカッとピースしてくれた!
家へ帰る途中買い物に。
僕が昔、青果コーナーで働いていたスーパー
もう名前も変わってしまったけれど
面影はあるね
鮮魚コーナーも
相変わらず活きの良い魚でいっぱい
北の魚は見た目地味だけど美味いからねぇ
カニも手頃な価格
このあたりは同級生も多く住んでた白樺台地区
おっかないオバサン店員がいた「第一書房」
Dr.スランプの単行本ビクビクしながら買ったっけ
家に戻って庭でジンギスカン
家族三人で乾杯
ちょうど良い季節だね
実家は小学校のグランドのバックネット裏だったから
よく野球のボールやサッカーボールが飛んで来たよ
ちょっと近所を歩いてみた
ずっと誰の土地だかわかんないからという理由で母の庭と化してる場所見っけ
暗くなるまでともだちと遊んだ公園
変わったのはペンキの色
一番のお気に入りはブランコ
一回転しそうなくらい空高く漕いだっけ。
こういうディテールが懐かしく感じるのです
隣の砂場には何故か竹刀
おっ、まだあったね
この丸太の遊具で
僕らはいくつも遊びを考えいくつもルールを考え、
いくつもの笑いを生んでいくつもの絆を結んだっけね。
このくぼみがたくさんの子供たちの踏ん張るつま先を支えたんだ
寒くなったので家へ
唯一の炭鉱の街だけど石炭ストーブの家庭はほとんどいないわけで。
でも今夜も実家ではSLみたいに吠えてます。
表現するならばやわらかい暖かさ。
ストーブの周りで半袖でアイスを食べるのが釧路っ子。
夜は、母が親子丼をささっといつものように短時間で作ってくれました
とても短時間で仕上がる味じゃない
たまらない味
いつも食べさせてくれた贅沢な味。
釧路来てから快晴でしたが夜、雨が降って来ました。
四畳半の僕の部屋(今は母の部屋) でトタン屋根にあたる雨の音の懐かしい調べを聴いてます。
例えば田んぼの中の蛙の声のように癒しの波長。
においと言えば石炭の燃えるにおい。
味と言えば夕食で出た母特製の親子丼の味。
あぁ、静寂の中の雨音よ、
2013.06.07 | | コメント(0) | トラックバック(0) | SLOW TRIP
