冷凍保存されていた青春
2012年2月29日(水)
中学の時の同級生は仲が良い
もちろん高校で出会った仲間も素敵なヤツがいるさ
でも同じ地域に住んでた仲間が集まった中学の友達はなんとも言えない絆で結ばれている。
クルマの免許をとって社会に出てからも仲良しだったんだ
けれど、僕らではどうにも出来ない悪い大人の事情で
ひとり引き離された友達がいたんだ。
そのとき、若い僕ら皆ひとりひとり壮絶な思いをしたよ。
皆、無力さを噛み締めたんだ。
それまで仲良し4人いつも一緒だった。
突然3人になった。
そしてそれぞれの20年が過ぎたよ
仲良しだった僕らはそれぞれの場所でそれぞれのパートナーと出逢い
昔のように会う事は無くなったよ
自然なことだよね
今日、何気ない午後をギタリストと音楽を奏でながら過ごしていたら
メールが届いたよ。
それはただのメールじゃなかったんだ
そう、あのとき別れ離れになった友達からだったんだ
SNSで僕を見つけて連絡をくれたんだ
文面には、いつも「ずっと謝りたかった」「気持ちを伝えたかった」と綴っていて
あの頃のまんま出会った頃のまんまの友達がいたよ
まるで冷凍保存されていた青春
僕はメグにすぐに返信したよ
「ずっと、待っていたよ」
「誰ひとり怒っていなかったよ」
「もっと早くに連絡くれると思ってたよ」
「これからは友達を頼ってね」
って。
そうメグ、「変わらないものは何も変わらないんだよ」
メグからのコンタクトはとっても嬉しくてね
すぐにあの仲良し4人組、JJ、ヒロミに電話したよ
メグのおかげで今日がとてつもない良い一日になったよ。
まるであの頃の「あたりまえの毎日」のように
青春っていつから始まっていつまで続くのかなって、。
過ぎ去ったことは理解出来るようになった今ようやくわかるよ
あの頃のことだってね
メグと一緒にオンポロクルマに乗って大声で歌いながら隣町まで出かけて行ったあの頃のことなんだ
2012年2月29日
菊池健一「冷凍保存されていた青春」
2012.03.01 | | コメント(0) | トラックバック(0) | LIFE
