ストロベリーライン・フォーエバー
2012年7月10日(火)
カブトムシを見つけた、その帰り道。
東日本大震災ので津波被害が尋常じゃなかった山元町から亘理町
ストロベリーラインと呼ばれた道路の両脇に続くいちごのビニールハウスももう何も無い
積み上げられた人の思いでのカケラ、
やっぱり瓦礫とひと言では言うことが出来ない、。
それに植物たちが覆い始めていた
このままにしていたらまるで自然な山になってしまうように。
不思議な光景だった
住宅が建ち並んでいたところも
整理された畑や田んぼがあったところも
何もなくなってから、1年以上たっても手がつけられない(つけようがない)
海水の塩分から芽吹いても枯れてしまう植物
そして強く育つ植物
まるでカンブリア紀
この土地が自然の力で新しく形成されて行く瞬間を感じた。
何度も訪れている場所も
どこを走っているのかわからないほど無くなっている
いつか友達とホッキメシを食べに来たお店も無い
看板が「そこにあった」と知らせてくれるだけ。
岩沼と名取の間
仙台空港
クルマを止めてNassyと
しばらく黙って空を眺めていたよ
2012.07.12 | | コメント(2) | トラックバック(0) | 東日本大震災
